手書きスコア

手書きスコアは、B4サイズ36段の五線紙に、鉛筆で薄く下書きをし、
それをGペンと製図インクで清書し、最後に消しゴムをかけるという書き方。
やがて(90年代から)、シャープペン(0.5mm/B)で書き、
それを少し濃いめにコピーしたものを最終原稿にするようになった。


◆ドーリアン op.9(1979)
dorian


◆朱鷺によせる哀歌(1980)
Threnody


◆ギター協奏曲「天馬効果」(1984)
PegasusEffect


◆鳥たちの時代 op.25(1986)
Age of Bird
▲ここまでの作品は、鉛筆で下書きをし、製図用インク&Gペンで清書する書き方。


▼ここから以降は、シャープペン(0.5mm、B)で清書したものを
 コピーして最終稿にしている。

◆交響曲第2番(1991)
sym no.2


トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」 op.55(1993)


サイバーバード協奏曲 op.59(1994)


ピアノ協奏曲「メモ・フローラ」 op.67(1997)

△文字が印刷字体になっているが、これはワープロで打った文字を貼り付けたもの。
 基本はすべてシャープペンによる手書き。段落部分はカッターで切り落としている。


交響曲第3番 op.75(1998)


△手書きで書いた最後の作品。
 下書きの段階までFinaleで作成し、最後の清書のみシャープペンによる手書き。


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